動画コラム「コロナ共生で登場するサプライチェーンの短い生活圏」

コロナと共生しながら、気候変動に適応する。

そのためには新しい哲学と科学技術と芸術が必要でしょう。

現在の私たちの生活は、サプライチェーンの末端にあります。材料・部品の調達、製造、配送、販売の流れの末端にあります。例えるなら、冷蔵庫のない都会の一人暮らしです。コンビニに行ってお金を出せば、欲しいものが、いつでも手に入る。「完全な消費者」は生産、備蓄は行わないし、流通を意識することもない。

しかし、この経済優先のしくみは、新型コロナによって、あまりに脆弱であることが露呈し、環境負荷が大きいこともわかかりました。その一方で、経済活動の縮小が、大気汚染の改善や温室効果ガスの減少など、環境と健康へのプラスの効果をもたらしています。こうした状況を踏まえ新しい社会についてお話しします。

アクアスフィア・水教育研究所