【報告】11/10 すみだと世界をつなぐ水の大切な話 第1回「プロジェクトWET講習会 inすみだ」

アクアスフィア・水教育研究所の代表、プロジェクトWETファシリテーターの資格を持つ橋本淳司が「墨田区水の循環講座「すみだと世界をつなぐ水の大切な話」の「第1回 プロジェクトWETエデュケーター講座」のファシリテーターを務めました。

墨田区水の循環講座「すみだと世界をつなぐ水の大切な話」の活動内容

 1回目:プロジェクトWETエデュケーター講座

 2回目〜6回目:水循環を念頭において地域の水辺や水に関する施設を見学。プロジェクトWETのアクティビティをよりいきいきとしたものにアレンジする。

 7回目:地域版にアレンジしたプロジェクトWETを市民向けに披露

 プロジェクトWET(Water Education for Teachers)とは、教育活動を通じて水や水資源に対する理解を深め、受講者がコミュニケーターとなり責任感を促すことを目的とした教師のための水に関する教育プロジェクト」です。

 今回の教育プロジェクトは全7回行われ、参加した人たちは水コミュニケーターとなって水について学んだことを自らが発信する役割になっていきます。

◇講義内容

 日常的に利用している水ですが、時に危険な災害を引き起こすこともあります。先日の台風の時も川の氾濫や道路の冠水による問題が起こっていました。

 水の危険性が増すのはどんな時なのか、また普段身近な水の「身近でない部分」を実際に体験しながら学習することで、より具体的に水を理解しようとする講座でした。

 この日の講習会では説明とともに5つのアクティビティを行い、その後チームごとにプロジェクトWETで実際に行われているアクティビティをファシリテートしていただきました。

◇参加者の声

・身近だと思っていた水が世界を旅していることを知った。

・普段口にしている水が、海や雲だけでなく動物にまで入っていることを知れた。

・開発地を決める際、それぞれの意見と併せて雨量のグラフを作成すると、普段と全然違う見方ができるので勉強になった。

水不足はどこに住んでいても状況次第で起こりうることを知った。アクティビティのように全員が譲り合うためには、それ以前から地元としっかり交流できていないといけないと感じた。

汚染物質を埋めてから1分も経たないうちに広範囲に広がっていたので、危険性を改めて実感した。

◇アクティビティ体験

◆青い惑星

 「地球には陸と海、どっちが多いの?」という疑問に対し、体を動かしながら実体験ベースで学ぶアクティビティ。

◆大海の一滴

 世界中の水をひとすくい(1L)としたとき、海や地下水などが保有する水分量を考え、人間の飲み水の比率と懸念改善点を話し合うアクティビティ。

◆驚異の旅

 水が世界中で形を変えるさまを学び、実際に水の立場を巡ります。会場内に点在する場所を巡り、様々な場所を水が循環することを体験するアクティビティ。

◆流域探し

 先日の台風で冠水した多摩川の流域を舞台に、実際に雨が降った時の水の流れを追跡します。流域マップを見ながら、「どこに雨が降った時に洪水になるか」を考えるアクティビティ。

◆バックトゥーザフューチャー

 墨田区を舞台に、「4地区の中で開発地に適しているのはどこか」というテーマで話し合いをします。それぞれの地区が候補に上がった理由とそれぞれの地区の降水量のデータなどを比較し、降水量のグラフを作って良し悪しを考えるアクティビティ。

◇アクティビティのファシリテート

◆ブルートラベラー

 土に見立てたスポンジとアスファルトに見立てたアルミホイルを使い、「雨が降った時にどうすれば地面が水を吸収するか」を判断するアクティビティ。

◆水差しを回そう

 全員で墨田区の住人となり、それぞれが必要な量の水を水差しから取ります。お互いに譲歩することで水不足を回避するアクティビティ。

◆雨水

 平らなバットに砂を敷き詰め、汚染物質に見立てた酸性物質を埋めます。その後移動し、別チームが埋めた酸性物質を少ない手数で掘り当てるアクティビティ。

 

講演に興味がある場合は、こちらからご応募ください。

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アクアスフィア・水教育研究所