《報告》水道事業のあり方を考える(主催:市民政治宮城様)

2018年10月27日、日立システムズホール仙台(宮城県仙台市)において、橋本淳司(水ジャーナリスト・aqua-sphere編集長)が「上下水道事業の現状と今後のあり方」についてお話しました。

第2部のパネル討論は、中嶋信氏(徳島大名誉教授)をコーディネーターに、橋本氏に加えて菅間進氏(宮城県議会議員)、鈴木智子氏(アクアロードみやぎ)が登壇。

菅間氏からは村井知事の主導によって進められてきた「宮城県上工下水一体官民連携」(=「みやぎ型管理運営方式」)の経過について詳しい報告があり、鈴木氏からは水道事業を地域の自然環境保全、食糧生産や農林水産業などの問題と共に「流域で考える」という視点が提起されました。

最後に中嶋氏から、村井知事が推し進める「みやぎ型」を根本的に批判しそれに対抗する政策や運動の骨組みを議論できた。今後は「流域」を視野に収めた水道事業再生の政策を住民の視点から提示しその実現に向けた運動の提案が求められる、とまとめがあり、フォーラムを終えました。

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