【報告】「佐世保の水事情と水道民営化を考える」(主催:同実行委員会)
2019年3月15日、長崎県佐世保市のSASEBOアルカスにおいて、「佐世保の水事情と水道民営化を考える」という会が開かれました。約130人の方が参加されました。
橋本淳司は、人口減少社会で水道インフラを維持するには、インフラのダウンサイジング、エネルギーと水との関係を考えること、人材を育成することの3点であるという話をしました。
パタゴニア日本支社の辻井氏が、嘉田由紀子氏のピンチヒッターで参加してくださり、より深い議論ができました。報告書にもありますが、新しい時代を迎え、インフラ整備のあり方も変えていかなくてはならないという話になりました。
辻井:最近、高校生が「昭和時代」と言ってるのを耳にした。僕らが明治時代と言うように、若者にとっては過去の時代なんですね。この春には新しい年号が生まれる。1ヶ所に大きなものを造って遠くに届けるという昭和の発想は、もう古い。切り替えなければならないですよね。
橋本:過去を振り返るタイミングは年号が2つ変わった時のようです。江戸時代を振り返れたのは大正時代。明治時代を振り返ったのは昭和のとき。私たちもまもなく昭和の呪縛を俯瞰して見られる時代に突入しようとしています。