静岡県沼津市の中学校で授業
静岡県沼津市の中学校で企画された「教科執筆者の授業&講演」に橋本淳司が呼んでいただきました。
沼津市の中学校では三省堂の国語教科書を採用しており、拙文『100年後の水を守る』の学習のまとめの時間に呼ばれました。
生徒さんには知らされていなかったらしく、とても驚かれました。
午前中は2年生の授業に参加して質問を受けました。
「地球はなんで水の惑星とよばれているの?」
「なんで海水97.5%、淡水2.5%という比率なの」
「水の再利用はどうやってやるの?」
「なんで水道インフラが老朽化しているのに修善しようとしないの?」
「海の水は飲めるようにならないの?」
「火星や月の水を使うことはできないの?」
「雨水を使うことはできないの?」
対話を通じて、橋本自身が、とても勉強になりました。
午後は全校を対象に講演会をしました。
水に興味をもったきっかけや、どんなふうに仕事をしてきたか、現場を見に行って本にするまでのプロセスなどについて30分ほど話をしたのちに質疑応答。
「世界の水不足はこれからどうなっていくの?」
「世界の水不足が解消された時には、どういう社会になっているの?」
「川をみるときに、どんなところを見て、どんなことを考えるの?」
「自分たちは水問題を解決するためにどんなことができるの?」
「水ジャーナリストあるあるってあるの?」
「文章を書いていて、いやになることはないの?」
などなど、いろいろな質問に答えていたら、あっというまに時間が終わりました。
この中学校の生徒さんたちはとても積極的で、それぞれに深い興味と知識をもっていることがわかりました。とても刺激的な1日でした。