Yahoo!ニュース「コロナ共生で登場するサプライチェーンの短い生活圏」を寄稿
当研究所の橋本淳司がYahoo!ニュース「コロナ共生で登場するサプライチェーンの短い生活圏」を寄稿しました。
私たちの生活は、サプライチェーンの末端にあります。国際的な分業がサプライチェーンによって結ばれ、さらには余計な在庫をもたないことで、生産性は高まり、生産のコストも下がります。その一方で重要な部品や完成品も他国からの輸入に依存してしまいます。
この経済優先のしくみは、新型コロナによって、あまりに脆弱であることが露呈し、環境負荷が大きいこともわかりました。また、経済活動の縮小が、大気汚染の改善や温室効果ガスの減少など、環境と健康へのプラスの効果をもたらしています。都市部への一極集中が崩れ、あらゆるものが地方へと分散されます。地方という概念を、まとまりとして具体的に表現する場合、道州制の構想や都道府県、市町村などがあるが、生産や生活という点で合理的なのは「流域」ではないでしょうか。
ぜひご覧ください。