Yahoo!ニュース「コンゴの洪水でコレラ大流行の懸念。なぜ洪水が感染拡大につながるのか?」

コンゴ民主共和国で発生した洪水により、衛生状況が悪化し、コレラの流行が懸念されている。コレラは水を介して感染する水系感染症であり、汚染された水を摂取することで感染が広がる。洪水によって排泄物が水源を汚染し、安全な水の確保が困難になるため、感染リスクが高まる。

コレラは19世紀に世界へ広がり、上下水道の普及により感染は減少していたが、2022年以降は再び増加傾向にある。その要因として、紛争による上下水道の破壊や気候変動の影響が挙げられる。干ばつで安全な水が不足すると不衛生な水を使用せざるを得ず、洪水によってコレラ菌が水源に流れ込みやすくなる。

最近では、アフリカ南部で発生したサイクロン「フレディ」により、洪水被害が拡大し、コレラ感染が深刻化した。WHOは2023年に43カ国の10億人がコレラの危険にさらされていると警告している。現在、世界では約20億人が安全な飲み水を使用できず、36億人が適切な衛生施設を利用できない状況にあり、コレラのリスクが依然として高い。

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