Yahoo!ニュース「石木ダム建設事業に第三者委「妥当」。将来世代の負の遺産にならないか」
当研究所代表の橋本淳司が、Yahoo!ニュースに「石木ダム建設事業に第三者委「妥当」。将来世代の負の遺産にならないか」を寄稿しました。
長崎県と佐世保市が東彼川棚町に計画する石木ダム建設事業を巡り、佐世保市水道局が再評価を示しました。それは、
「1日の市民1人当たりの水使用量は、全国の同規模都市の水準に近づいて増加する」
「不足する水量約4万立方メートルを石木ダムで賄えば費用対効果が高い」
というものです。
それに対し、佐世保市が諮問する第三者委員会は、2月28日、3回目の会合を開き、「概ね妥当なものと認める」と結論付けました。
一方、3月1日に市民団体が集会を開催。「架空の予測値を設定し、ダムの必要性を創出した」と批判し、審議のやり直しを求める宣言を採択しました。
だが、こうした議論に関心のある長崎県民、佐世保市民は少数派と言えます。「自分の生活との関連性が見えない」という声、「計画された公共事業は反対しても実施される」という声がいます。
この2つの声について考えてみたいと思います。
Yahoo!ニュース「石木ダム建設事業に第三者委「妥当」。将来世代の負の遺産にならないか」をぜひご高覧ください。