Yahoo!ニュース「呼吸を止めたマザーレイク。「異常」で片付けるべきではない水と温度の奇妙な関係」

湖の表面の水が沈んで底まで届き、湖全体の水が混ざり合うことを「全循環(ぜんじゅんかん)」といいます。

これによって湖内まで酸素が供給されることから「琵琶湖の深呼吸」と呼ばれ、多種多様ないきものを育む大切な要因の1つになっています。

4月9日、滋賀県は「平成30年度冬期の琵琶湖北湖一部水域における全層循環の未確認について」を発表しました。

「現時点で水深80m前後までは確認しているものの(中略)平成30年度冬期には第一湖盆(水深約90m)において確認できませんでした」

このことを私たちはもっと重く受け止める必要があります。

橋本淳司(水ジャーナリスト/aqua-sphere編集長)が、Yahoo!ニュースに「呼吸を止めたマザーレイク。『異常』で片付けるべきではない水と温度の奇妙な関係」を寄稿しました。