世界的に見ると、この夏は水の問題がいろいろありました。ライン川の水位が下がって船の運航ができなくなったり、中国の工場で冷却水が使用できなくなって操業がストップしたり、米国で干魃や山火事が多発したり。

おそらくみなさんがイメージする「水問題」の範疇を超えているのではないでしょうか。（多くの人は開発途上国の水不足をイメージされることが多いのではないかと思われます）。

水がそれだけ生活や生産活動に密着しているということですが、気候変動によって水の動きが変わってくると、私たちの生活はどうなるのか。熱中症を心配して「適切な冷房」のきいた部屋にいるだけでいいんでしょうか。何かを変えないといけないのでは？

堀さんは映画「私は分断を許さない」のなかでトンレサップ湖（カンボジア）の水上生活者について描いていますが、今回はトンレサップ湖でおきている異変やメコン川の水利用の変化についても話がおよびました。

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アクアスフィア・水教育研究所