【報告】「させぼ こどもサイエンスカフェ みずはかせへん」

2019年3月17日、長崎県佐世保市で、「させぼ こどもサイエンスカフェ みずはかせへん」(アルカスSASEBO/10時〜11時30分までの1時間半)が行われ、橋本淳司がファシリテーターをつとめました。参加者は3歳から13歳までの20人でした。保護者の方にも参加してもらいました。

今回のテーマは、「みずはどこからくるか」「どこへながれてゆくか」。それを遊びながら考えます。

まず、地球型ビーチボールを投げっこしながら、海と陸はどれくらいあるかを考えます。(プロジェクトWET「ブループラネット」)

次に、紙コップ100杯にはいった水を、海水と淡水にわけてみます。さて、海水は何個分かな? みんなで予想!

な、なんと。ほとんど海水です。

では、海水以外の3つのコップの水のうち、私たちが使える水はどれくらいかな?

今度は、水の分子になって、水のある場所をすごろくみたいに旅してみよう。(プロジェクトWET「驚異の旅」)

 

どんな旅だったかな? ふりかえってみよう。たとえば、川のマスから動物のマスに移動したのはどうして? 動物のマスから雲のマスに移動したのはどうして? 植物のマスから雲のマスに移動したのはどうして?

では、こんどは水のきれいさについて考えてみよう。まずはクイズ。
何気なく水を汚してしまうことってあるよね。最後に紙コップに牛乳をひとたらしして、どれくらい水が汚れてしまったかを、パックテストをつかって測定してみよう。

さて、どんなことに気づいたかな?

参加者からはこんな感想が。

・ビーチボールを投げて、海と陸の割合がわかったのがおもしろかった
・自分たちが使える水は意外と少ないので驚いた
・水になって旅をしてみるのが楽しかった
・水がいろいろなところに動くということがおもしろかった
・ちょっとの牛乳をコップにいれただけなのに魚がすめない水になってしまった

などなど。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

アクアスフィア・水教育研究所