NHKラジオ第一放送「Nラジ」で「流域治水」を語る

当研究所代表の橋本淳司が、2020年9月3日、NHKラジオ第一放送「Nラジ」に出演しました。

特集『“流域治水”へ国が転換 あふれる水にどう備える』で畠山アナウンサー、黒崎アナウンサー、出石解説員とお話ししました。

2020年11月3日まで、以下から聞き逃し配信を聞くことができます。

聞き逃し配信

特集の紹介文は以下のようになっています。

「50年に一度」と言われるような想定外の大雨が毎年のように日本列島を襲い、各地で大規模な水害が発生しています。

洪水などの水害を防ぐための政策を「治水」と言いますが、これまで国は、ダムや堤防の整備を中心とした治水対策を続けてきました。しかし、気候変動が進むなか、これまでの対策では通用しないとして、今年7月、国は新しい方針を示しました。それが「流域治水」という考え方です。

「流域治水」とは、河川の水があふれることを前提に、上流、中流、下流、河口までの流域全体であらゆる対策を進めて、被害を減らしていこうというものです。

こうした中、国土交通省は、先週から不動産業者に対して、不動産取引の際に契約者にハザードマップを提示して水害リスクを説明することを義務付けています。

今日の特集では、私たちの生活を水害から守るため、これからはどんな対策が必要なのか。新しい「流域治水」とはどういうものなのか。これによって、私たちは水害に対する考え方や備えをどう変えていく必要があるのか。などについて専門家と考えていきたいと思います」

ぜひ聞き逃し配信からお聞きいただければと存じます。

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アクアスフィア・水教育研究所