TBSラジオ「Session22」に出演

2018年11月23日、橋本淳司(水ジャーナリスト、aqua-sphere編集長)が、TBSラジオ「Session22」に出演させていただきました。

荻上チキさんと、「水道法改正」についてお話させてもらいました。まずは7月の衆議院で行われた審議を振り返り、次に11月22日よりはじめった参議院での審議の内容や今後の展望などを話しています。

内容はこちらの番組HPよりご視聴いただけます。

荻上チキさんと話をさせていただき、公共とは何かを考えるに到りました。

私見では、公共とは家族の幸福、住民福祉、市場原理の重合した部分にあります。水道事業の民営化は、公共を市場原理にまかせることであり、家族の幸福、住民福祉をそこなうことがあります。

公共は民主的コントロール化におかれねばならず、そこに参加するものが公正にコストを負担し、公正にメリットを享受しなくてはなりません。一部の参加者だけがコストを負担したり、一部の参加者だけがメリットを享受するということはあってはならないわけです。

官か民かの議論を超え、市民の参加も重要な鍵です。地元の水道事業をはじめとする公共サービスの将来像を考えなくてはなりません。

アクアスフィア・水教育研究所