【報告】2020.8.9 ウォーターリテラシー・オープンフォーラム2020
2020年8月9日、「ウォーターリテラシー・オープンフォーラム 2020」が開催されました。当事務所の橋本淳司は実行委員であり事務局をつとめました。
※「ウォーターリテラシー」とは、水を持続的に活用しながら生活していくための知恵のこと、代表的な「ウォーターリテラシー」は「自分が使っている水が、どこからきて、どこへいくかを知っていること」と言われています。2012年10月、国際基督教大学で「国際ウォーター・リテラシーシンポジウム」が開催され、「次世代に伝える水リテラシーとは何か」「その具体的な方法とは何か」が話し合われました。これをきっかけに毎年1回開催されています。
今回はオンラインでの開催で、第1部はZOOMウェビナーを活用し、7人のパネラーにお話をうかがいました。
第2部では、パネラー同士、パネラーと参加者の対話を、ZOOMミーティングを活用して行いました(4つのルームを開設)。
日常の仕事では、自分の興味関心を深掘りすることが多いのですが、それでは行き詰まります。異なる分野の2人が同じゴールに向かうことによって、イノベーションが起こることを期待しての取組でした。
いわゆる知の探索と知の深化です。
第3部では、再びZOOMウェビナーを活用し、第2部で話し合ったアクションプランを共有しました。
非常に刺激的な時間となりました。以下に次第を共有します。
【Water Literacy Open Forum 2020式次第】
日時:2020年8月9日(日曜日) 15時00分スタート
場所: Zoomウェビナーにて開催
第1部 ペチャクチャウォーター(15:00~16:10)
司会:緩利誠(昭和女子大学准教授)、杉山真里菜(特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン)
開催挨拶 マーク・ランガガー(国際基督教大学上級准教授)
PKW speaker1「限りある水とあふれるゴミから考える地球環境」石坂靖子(石坂産業株式会社執行役員)
PKW speaker2「雨となかよくくらすには?~あなたからはじまる身近な水循環」笹川みちる(特定非営利活動法人雨水市民の会理s事)
PKW speaker3 酒井奈津子(昭和女子大学リーダーズアカデミー ファッションコラボ代表)「Who made your clothes? How were your clothes made?」
Water Literacy Open Forumをふりかえる映像①
PKW speaker4「超微細気泡で何ができるのか」安斎聡(株式会社安斉管鉄代表取締役)
PKW speaker5シュテファン・ホーテス(中央大学理工学部教授)「湿地とどう付き合うか」
Water Literacy Open Forumをふりかえる映像②
PKW speaker6 辻谷貴文(全日本水道労働組合書記次長)「蛇口の向こう」
PKW speaker7 高橋郁(特定非営利活動法人ウォーターエイド ジャパン事務局長)「すべての人に水と衛生を届ける~NGOの活動」
第2部 コラボレーションタイム(16:20~17:00)
ルーム1:
<スピーカー>石坂靖子(石坂産業株式会社執行役員)× 笹川みちる(雨水市民の会理事)
<ファシリテーター>佐藤敬一(東京農⼯大学准教授)、尾崎昂嗣(秩父ケミカル株式会社)
ルーム2:
<スピーカー>酒井奈津子(昭和大学リーダーズアカデミー ファッションコラボ代表)× マーク・ランガガー(国際基督教大学上級准教授)
<ファシリテーター>緩利誠(昭和女子大学准教授)、木村はるみ
ルーム3:
<スピーカー>安斎聡(株式会社安斉管鉄代表取締役)× シュテファン・ホーテス(中央大学理工学部教授)
<ファシリテーター>山村寛(中央大学准教授)、吉野輝雄(国際基督教大学名誉教授)
ルーム4:
<スピーカー>高橋郁(特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン)× 辻谷貴文(全日本水道労働組合書記次長)
<ファシリテーター>杉山真里菜(特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン)、鈴木渉(株式会社アクアサポーターズ)
第3部 まとめ(17:10~17:30)
司会:緩利誠(昭和女子大学准教授)、杉山真里菜(特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン)
ルーム1の報告 佐藤敬一(東京農⼯大学准教授)
ルーム2の報告 緩利誠(昭和女子大学准教授)
ルーム3の報告 山村寛(中央大学准教授)
ルーム4の報告 鈴木渉(株式会社アクアサポーターズ)
閉会