Yahoo!ニュース「ビワマスが帰ってきた! 手づくり魚道が生む「問い」と「対話」。地域が創る「小さな自然再生」の現場」
かつて琵琶湖につながる川では、秋風の吹く頃になるとビワマスが遡上する姿をあちらこちらで見ることができた。川で生まれたビワマスの稚魚は翌春、湖に下る。そこで3、4年過ごした後、生まれた川に戻り産卵し生涯を終える。近代以降、河川環境の変化によってビワマスが見られる場所は少なくなっていたが、そうした状況を変えるような出来事が起きているという。
それを確かめるべく、11月20日、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの佐藤祐一専門研究員に家棟川、愛知川、大浦川を案内してもらった。
こうした活動がもたらすものは、ビワマスの姿だけではなく、川を甦らせることで生まれる、人々の喜び、楽しみ、協力なども大きな成果と言えるだろう。自然と向き合い、対話しながら進むプロセスそのものが「小さな自然再生」の本質なのではないか。
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