Yahoo!ニュース「市民が技術をもちよって小さな自然を再生する」

川や湿地など、公の場所を整備するのは「行政の仕事」と多くの人は思っているでしょう。でも、はっきりそうなったのは明治時代以降のこと。明治期に納税方法が、物や労働から、お金に変わり、公共施設の建設や維持管理が税金による公共事業になると、民衆がそこに関わることはなくなりました。

行政の施策を受け身の姿勢で待つだけでなく、自分たちで何かをはじめることはできないか。そんな思いをもつ人に参考になるのが、『水辺の小さな自然再生 人と自然の環を取り戻す』(中川大介著/農文協)です。この本は、市民が技術をもちより、それを地域にあった技術に改善し、「自然とともにある暮らし」をつくっている記録です。

著者である中川さんは「小さな自然再生」について、「治水や利水を軌道修正する時代に私たちは生きている。その軌道修正を行政任せにせず、地域の自然に触れる機会の多い住民が、実践を通じて、自分たちにとって望ましい川づくりの方向性を行政機関に提言し、協働して技術を変えてゆく。その試みが、『水辺の小さな自然再生』なのだと私は思う」と述べています。

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