《報告》2月9日・東京「グローバル社会における水と暮らし」(清瀬市消費者団体連絡会様)

2月9日、橋本淳司(水ジャーナリスト、当WEBマガジン編集長)が、清瀬市消費者団体連絡会様の勉強会に登壇させていただきました。

日本は世界でも水に恵まれた珍しい国です。そのためか、私たちは日頃贅沢な水の使い方をしていることに気づいていません。世界ではもともと水質が悪く、使える水の量が少なく水をめぐる争いが深刻化している国々が多くあります。また、今後温暖化による気候変動が国家間の水争いを起こすともいわれています。現在、私たちは潤沢に水を使える環境にありますが、2050年頃には世界では「10人に4人は水が得られなくなる」ともいわれており、世界各地で水の争奪戦が起きることも予想されています。

グローバル化の中、水をめぐる環境は大きく変わる可能性がありますが、国連は2016年~2030年の目標として「持続可能な開発目標」(SDGs=エス・ディー・ジーズ)を決めました。17項目の目標がありますが、その目標6に「安全な水とトイレを世界中に」があります。水は食料とともに人間の生命の維持には欠かせないものだからです。日本では2018年末に水道法が改正されましたが、今後、水へのアクセスが困難にならないよう市民として「水」に関心を持つ必要があります。